マニュファクチャリング・ インテリジェンス(MI)とは?
スマートファクトリーとは?インテリジェンスファクトリーとは何が違うのか?
インダストリー4.0はすでに10年以上広く使われている言葉ですが、実際に何をどのように活用すれば良いか、迷われている企業様も多いのではないでしょうか。改めてインダストリー4.0とは何か、インダストリー3.0から遡って解説します。
インダストリー3.0とは、工場においてコンピューターやPLCの導入が始まった時代です。データを活用した意思決定や生産ラインの見える化、異常時のデータ活用など、パフォーマンスの最大化を目指した自動化を指します。このような自動化はいわゆるスマートファクトリーであり、インダストリー3.0時に目的とされていました(コネクティビティ・見える化)。
それではインダストリー4.0は3.0とはどう違うのでしょうか?インダストリー4.0もインダストリー3.0と同じように機械とインターネットが繋がれた状態にあることは変わりありません。しかしテクノロジーの進化により、実現可能なことが急速に発展しています。
スマートファクトリーではデータを活用して人による意思決定を行っていましたが、インダストリー4.0ではAIの進化によりAIによるデータ処理、さらには意思決定も実現可能になっています。テクノロジーによる生産工程のモニタリングだけでなく、データ分析や予測、最適化までの実施、それがインダストリー4.0のインテリジェンスファクトリーと言えます。
インダストリー 3.0 からインダストリー 4.0 への変革
先述の通り、インダストリー3.0から4.0に移行するにあたり機械や制御機器を変更する必要はありません。主な変化は、OT(Operational Technology)とIT(Information Technology)の双方からデータを収集、集約して処理することにあります。そしてこれらを実現するには、ビッグデータやAIなどのテクノロジーが必要不可欠です。しかし実際には、このようなテクノロジーに精通した担当者が社内におらず、導入が難しいと悩んでいる企業が多いのが実態です。
動画:インダストリー 4.0 – 4.0時代に向けたAIの適応(タイ語)
マニュファクチャリング・ インテリジェンス(MI)のメリットについて、弊社Department DirectorのRungroj Srirattanarojが解説しています。
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CSIは2018年10月18日~10月20日に開催された展示会「Digital Innovation Meets Business @ CEBIT ASEAN Thailand 2018」に参加しました。