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導入実績1,600本以上の生産管理システム『Factory-ONE 電脳工場』シリーズの開発元に聞く、タイにおける今後の広がり

 日本で1,600本以上の導入実績(2019年7月現在)を数えるという中小企業向け生産管理システム『Factory-ONE 電脳工場』シリーズ。その海外版として登場した「Factory-ONE GL」も、タイやASEANを中心に導入実績が広がりつつあります。

 そうしたタイにおける需要拡大の状況を踏まえ、『Factory-ONE 電脳工場』シリーズの生みの親である「株式会社エクス(EXcorporation)」より、タイ・海外での今後の展望、そして海外の販売代理店かつ導入支援パートナーであるCSIに向けて、お話を伺いました。

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インタビュー目次

  1. 1. 日本同様の高品質な海外版生産管理システム「Factory-ONE GL」とは
  2. 2. 「Factory-ONE」のタイへの展開のきっかけ
  3. 3. タイで生産管理システムを導入する難しさ
  4. 4. タイにおける「Factory-ONE」の強みとは
  5. 5. タイでの展開にあたって、CSIをパートナーに選んだ背景
  6. 6. 今後のタイでの展望
  7. 7. CSIに向けての今後の期待
  8. 8. お話を伺った方:株式会社エクス - ご紹介
  9. 9. お問い合わせに関して

1. 日本同様の高品質な海外版生産管理システム「Factory-ONE GL」とは

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 「Factory-ONE GL」は、海外に進出する日系の中堅・中小製造業からの「国内同様の高品質な生産管理システムを導入したい」という声によって誕生した「Factory-ONE 電脳工場 MF」の海外対応システムです。海外で必要な機能のみに絞り込んで標準機能とすることで、リーズナブルな価格設定を実現しました。日本で培われた多くのノウハウと、タイの商慣習にも対応した「海外版 Factory-ONE 電脳工場 MF」が「Factory-ONE GL」です。

詳細はこちら:生産管理システム「Factory-ONE」

2. 「Factory-ONE」のタイへの展開のきっかけ

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タイに進出するお客様とともに海外展開が進んだ「Factory-ONE」

 元々国内向けに展開していた「Factory-ONE 電脳工場 MF」をご利用いただいている、特に自動車やオートバイ部品の製造をされているお客様がタイへと次々に進出されていったのが、「Factory-ONE」がタイに進出したきっかけです。タイでは、「Factory-ONE」を稼働できるだけのインフラ面が当時すでに整っていました。また、生産管理システムを導入・稼働するためのスキルがお客様の工場自身でも備わっていたというのも、タイで展開していこうと考えた背景です。

3. タイで生産管理システムを導入する難しさ

タイ独自の文化や商習慣に対応するためのローカライズ化

<機能面としての難しさ>

 機能面としては、独特な会計基準や税制、BOIの問題といったようなタイ独自の文化や商習慣を標準機能にしていくのはやはり難しいのではないかと思います。海外版の製品開発企画を行っていた当初は、現地の商習慣に関する事情が全く分からず、いろいろなアドバイスをいただきながら検討を重ねていきました。しかし最終的には、標準的な機能のみを用意し、そこに現地の事情に明るいパートナーがローカライズしていくという形で落ち着いたのです。

<ユーザー視点としての難しさ>

 一方、システムをご利用いただくユーザー様の目線としては、システムに対する認識や文化を含めた考え方、目的・ねらいをいかに埋めていくのかという点が非常に難しいと思います。特に日本人とローカルの人が共に働く会社で日本のシステムややり方を適用しようという際には、そうした溝をどれだけ埋めていけるのかが重要になってくるのではないでしょうか。

4. タイにおける「Factory-ONE」の強みとは

タイにおける「Factory-ONE」の強み

「分かりやすい!」と言われる 海外版「Factory-ONE」

 「Factory-ONE GL」の1番の強みは、直観的に理解しやすい日本式の生産管理システムをタイで利用できるという点です。特に見た目や理解のしやすさの点においては、「分かりやすい!」「こういうのが欲しかったんだ」という声をデモンストレーションの際によくいただきます。日本国内で1,600本以上の導入実績があるシリーズをローカライズしていったという背景が、分かりやすさという評価につながっているのだと思います。

タイでも日本と同じサービスを提供することできる

 また、CSIのような現地パートナーと手を組んで、日本&タイ現地の両国からのサポートを受けられることや、プロジェクト自体も日本人技術者とタイ人技術者両方のメンバーで体制が作られるため、タイでも日本と同じサービスを提供できているというのも強みです。

5. タイでの展開にあたって、CSIをパートナーに選んだ背景

CSIをFactory-ONEのタイ展開でパートナーに選んだ理由

これまでの実績とノウハウとが安心につながったCSI

 海外でパートナー制度を実施する際、日本国内と同じようにサービスを展開するにはどうしたらよいのかというのが課題でした。一緒にビジネスを展開できる会社さんを探す中で、タイで20数年の実績を持ち、生産管理に関するノウハウや、他社製品のパッケージ導入の経験があるという点で安心が出来たCSIとパートナーとしての話を進めていきました。

最初から最後までCSIで全て完結出来るからこそ、海外展開の要に

 現在、海外でご利用いただいているうちの半数以上が、CSIがタイで導入したものとなっています。提案から要件定義、導入支援、アフターサポートといった一連のビジネスをすべて自社で提供できる会社は少なく、最初から最後まで自社で全て完結出来るという点でも、非常に安心出来ます。CSIはエクスの海外展開を大きく支えています。

「Factory-ONE GL」は、CSIからの意見を反映してのリリース

 海外版である『GL R1.0』を開発する際にも、CSIからの意見・アドバイスを反映しました。いただいた様々な内容を基に機能強化を行っており、2019年8月にリリースを行う『GL R2.0』も、CSIの意見を数多く取り入れながら作られています。「こういった機能が欲しいんです」とCSIが言った機能がほぼほぼ網羅されていたりと、CSIはエクスへの影響力も強く、メーカーに対しても意見を言える立場にあります。

6. 今後のタイでの展望

Factory-ONEの今後のタイでの展望

「Factory-ONE」の知名度をタイでも広げていきたい

 日本では『電脳工場』という名前で多くのお客様の耳に届いているシリーズですが、『Factory-ONE』という名前はタイではまだ浸透しておらず、「『電脳工場』って、タイでは『Factory-ONE』と言うんですか?」という声もいただきます。また、タイに進出された日系企業の中には、今でもExcelベースで何とか凌いでいたりと、まだまだシステム化できていない会社がたくさんいらっしゃいます。そうした方へ、いかにして十分なPRや拡販活動が出来るのかが、タイでの今後の課題だと考えています。

『GL R2.0』のリリース ~ ユーザーからの声によって、これからも機能強化で成長を続けていく

 「Factory-ONE GL R1.0」を導入されるお客様が増えるにしたがって、導入当初は不要とされていた機能の追加要望をいただいたり、ここ数年で個別受注生産を行うお客様がタイに進出して来られたりと、お客様の中でも、利用したい仕様の範囲が広がっていったようです。そうしたご要望の声やアドバイスに伴ってどんどんと機能を強化し、成長を続けていった結果、「個別受注生産への対応」を1番の目玉とする『GL R2.0』が2019年8月にリリースされます。次バージョンである『GL R 2.0』は、お客様からいただいた「こんなことがしたい」「あんなことがしたい」という声が多かった内容を優先的に実現化しており、より多くのお客様のご要望に応えられる製品となっています。

 今後も、お客様の業態の変化や、ユーザーの成熟度向上によって運用範囲が広がることで、様々なご要望が新しく生まれてくるでしょう。そうしたお客様の声と世の中の動きを見据えながら、システム自身も更なる成長を重ねていくと思っています。

7. CSIに向けての今後の期待

 タイにおいて重要な役割を担っているCSIは、1番密に連携が取れているパートナーでもあります。これまでの実績だけでなく、今後はタイ、ASEAN、そして世界へと更に展開していく場面でも、中心的な役割を一緒に果たしていってほしいと思っています。そのためにも、両社間での定例会を開催し、密な情報交換を今後も行っていきます。

お話を伺った方

株式会社エクス(EXcorporation)

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生産管理システム・クラウド型EDIなら「Factory-ONE 電脳工場」 - 株式会社エクス

廣本 陽一 様(ソリューション事業本部 本部長)

神門 亮 様 (ソリューション事業本部 海外営業部 部長)

 

 この度は貴重なお話をお聞かせくださり、誠にありがとうございました。

 これからも、株式会社エクス様にとって、CSIが海外における最良のパートナーであり続けられるよう、より一層の精進を重ねてまいります。

(2019年8月 C.S.I. Group)

 

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