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生産計画立案ソリューション「Asprova」導入事例 – M社様

Advanced Planning Systemで、生産計画作業をより強化なものに。

お客様企業概要

今回インタビューを実施させていただいたM社様は、タイ国内にて複数の工場を持ち、お客様を第一に考え、ものづくりに真摯に取り組むその姿勢によって、多くのお客様の信頼と実績を重ねてきた会社です。生産計画立案支援システム「Asprova」をご利用いただいているのは、その中でも金型を製造する部門で、インタビューでは部門を管理する日本人マネージャー様と、実際にシステムを日々ご活用いただいているタイ人スタッフ様のお話を伺いました。

システム導入前の作業と課題

Asprova導入前の計画立案はどのように管理されていたのでしょうか?

導入前は、タイ人の現場担当者がExcelで日程表を作り、管理していました。Excelでは大量のデータ管理が難しく、分・秒といった細かい時間での内容までは見えません。また、細かい計画が見えないというところで、スケジュール通りに実績が上がっていないということもありました。生産が遅れているという状況も、仕上がるべき日になっても分かっては来ず、実際に「遅れた」という状態になってやっと分かるような状況でした。日々どんどんと変わっていくスケジュールも、現場として計画に盛り込むのが難しかったようです。

システム導入を検討するための「トライアル期間」を経て

その後、ご提案の段階で、M社様には無料体験版を使用してのトレーニングと5ヶ月間のトライアルを実施いただき、最終的にAsprovaの導入をお決めいただきました。

Asprova導入までのスケジュール

1) Asprova 体験トレーニング

  • 無料体験版を利用して、5日間の有料トレーニングを実施
  • トレーニングの中で実運用に近いイメージを持っていただくためのヒアリングを実施

2) ユーザー様による自習・トライアル期間

  • トレーニングの成果物である、操作マニュアルを利用して自分達で自習
  • 実運用で使えるようになるまで繰返し自習とメールによる質疑応答でAsprovaの知識を深める

3) CSIサポート付きの実運用

  • 自習・トライアル期間を通じ、自分達の業務改善にAsprovaが役立つことを確認し、パッケージライセンスを購入
  • 本格的な実運用を開始し、質問・パラメータ変更などのカスタマイズはCSIによるサポートで対応

4) 自分達のみで運用

  • CSIサポートによる運用で改善点はほぼなくなり、安定稼動に突入。
  • 安定稼動に入ったことでCSIによるサポートは解約し、完全に自分達のみによる運用に突入

トライアル期間とAsprova使用決定時

Asprovaを選択されたきっかけは?

元々⽣産計画を⽴案するシステムを導⼊したいと思っていた中、市販されている他のシステムや、同業のメーカーさんが販売しているシステムも検討していたことがあります。しかし、もともと自分達が使っているExcel・帳票・データ様式に合わせてプログラムを組んでもらえるというのが、CSIによるAsprovaの1番のメリットだと感じました。

トレーニングについてはいかがでしたか?

最初はやっぱり、Excelとは見た目や作業手順が違うこともあり、担当者がすぐに馴染むことが出来ませんでした。また、データの登録がたくさんあったのも大変でした。CSIと相談しながら調整をしていくことで、段々と作業が楽になり、実用が出来るようになってきました。新しいシステムを導入する時は、慣れるまでに時間がかかるとは理解していましたが、データ修正や修正後の再トレーニングもあり、オンサイトでのトレーニング期間が少なく感じたので、トレーニングの時間がもっとあれば良いと思いました。

トライアル期間・5ヶ月間でのご様子

トライアル期間は、日本人からの指示ではなく、実際にシステムを使用する担当者がAsprovaを自主的に毎日使用していました。トライアル中は、元々使用していたExcelとAsprovaの両方を使っており、使い慣れたExcelではいつも通りのスピードで計画結果が出せたものの、トライアル開始当初のAsprovaでは、慣れていないためにデータ入力などが難しく、また、生産計画を作った後も、期待通りの結果が出力出来ず、手動で調整することも。こうした問題もあり、オーダー数が多い日には、計画結果を出すまでに最大で半日程度かかってしまったこともあったんです。

しかし、トライアル期間が終了し、本格的にライセンスを購入するきっかけとなったのは、タイ人担当者からの「使えるよ」という言葉でした。日本人によるトップダウンでの指示ではなく、実際に使う人の使い勝手を尊重しました。

システム導入後のメリット

計画作成のスピードアップ

Excelでの計画作成にかかっていた時間は6時間程度でした。時間が足りなかったため、計画を立てられるのは1日1回のみ。そのうち、4時間程度が計画を作成する時間でしたが、6時間かかっても調整が完了しないこともありました。手動でひとつひとつの作業を調整しなくてはならなかったため、時間がとてもかかっていたのです。

現在は、Asprovaのみを毎日使用しています。使用しているのは、朝8:00~と午後13:00~の2回・各2時間程度です。Asprovaを使用する2時間は、Asprovaを操作しているだけではありません。Asprovaが出力した結果を元に、作業結果や緊急オーダーなどを考慮しながら関係者と相談して計画内容を調整しています。Asprovaならば、データをインポートするだけですぐに結果が出ますし、Excelに比べて作成に時間がかかりません。Excelでは1日1回のみの計画作成でしたが、Asprovaを使用するようになってからは、1日2回まで調整が出来るようになりました。また、日々予定が変わっていく中で、それらを自動ですぐに調整出来るというのが1番大きいところだったかな、と思います。

作成した生産計画の精度アップ

Excelを使用していた際には、手動で作成しており、「1時間」単位の管理でした。当時は30分のみの計画を変更したくても、1時間ごとに区切った時間でしか計画を変更することは出来ませんでした。また、大量のデータ管理も、詳しい時間での管理も大変で、例えば計画の調整が発生した場合には、間違えてしまう可能性も高かったです。

Asprovaの方が、Excelよりも正しい結果が出ていると思います。Asprovaになってからは、「秒」単位の管理が出来るようになりました。Excelの頃とは違って、詳しく計画を立てることが出来るようになり、大量のデータ管理に困ることもありません。また、手動で作成していたExcelでは、同じ時間で、機械や作業が重複してしまう時がありましたが、重複しないように自動で計画が出来ますし、ガントチャートならば、それらを計画してもすぐに結果が分かります。自動の色分け機能もあるため、プランナーに対しては分かりやすくて良いことだと思います。

計画遅れの減少

計画通りにものが動けばよいのですが、実際にはそんなことはありえません。しかし、計画がある程度見えるようになり、計画通りに進みだしているのかなあと思います。予定通りに進んでいくのが費用対効果につながります。

今後の展望

SAPとの連携

M社様では、ERPパッケージシステム「SAP」の導入を控え、2018年6月にSAPと連携したAsprovaが稼動開始となる予定です。SAPとの連携に向け、1月からもう1度Asprovaのトレーニングが開始されます。そんな中、現在ご使用いただいているAsprovaへのご要望をお話いただきました。

今後のAsprovaに期待したいこと

現在のガントチャートは、数字・文字が入りすぎると見づらくなってしまうため、表示する情報を減らしているのですが、マネージャーなどに見せても、内容が通じにくいと思います。例えば、残りの作業は何パーセントなのか、納期はいつまでなのかといったように、マネージャーへの報告書としても使えるようになれば良いと思います。進捗情報も追加してほしいですね。どういうデータを入れて、どういうデータを表示するのか、CSIと相談しながら話していきたいです。

また、複数人でも使えるようになったら良いと思います。現在はパソコン1台でしかAsprovaを使うことが出来ません。もしも何人でも作業が出来るようになれば、例えばドラフトのスケジュールは1人で作り、チェックは1~2名が同時にやることが出来るので、もっと便利になると思います。そして権限を持っている人が誰でもすぐにAsprovaの画面を見られるようになれば、他の人にガントチャートを見せるというのも、もっと良い効果が期待できるのではないでしょうか。

CSI担当者より

「マネジメントレベルの判断もありますが、」との配慮がありながらも、それでも「個人的にはこれからもAsprovaを使い続けたい」という評価をいただいた、Asprovaの製品。

また、CSIに対しても、「顧客の要望に応じてプログラムを組んでくれた」「毎回期待通りに要望に合わせたソリューションを考えて対応してくれた」という、とても嬉しい評価とお言葉を頂くことも出来、CSIとしても、このようなありがたい評価をくださるお客様とお付き合いさせていただいていること、また、Asprova導入によって、お客様の成果につながっていることを大変光栄に思っております。SAPとの連携や、「こうなったら良いのに」というご要望に向けて、さらに使いやすく、さらにご満足いただけるよう、いっそう努めてまいります。

この度はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

生産スケジューラ「Asprova」について

詳細は、生産スケジューラー「Asprova」ご紹介ページよりご確認ください。

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